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モテずに死ねるかっ!!

-Can you die without attracting her?-

どんなときに恋愛感情は生まれやすいのか。2

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photo by www.audio-luci-store.it

f:id:t-dicek:20140920092713p:plain心が不安になっている時

朝の教室の光景を思い浮かべて下さい。
例えば、その日が試験の当日だとします。
教室の雰囲気はいつもと比べて、がやがやしていませんでしたか?


「俺、ぜんぜん暗記できてないわー」
「ちょっと絶対ここが出るって問題教えてや」

こんな会話があちこちから聞こえてきそうです。
しかも、普段と異なり出席番号順に座らされていて、
前後左右の席に必ずしも仲のいい友達がいるわけでもありません。


しかし、普段はあまり喋らない相手でも、
この日に限っては、みな親しげに話し合っています。

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また、病院の待合室で自分の順番を待っているときのことを思い浮かべてください。
ただの風邪などではなく、
自分が何の病気なのか分からないで不安な気持ちで待っている時や、
出術や近いうちに受けなければならないケースを想定してみて下さい。


普段なら知らない人たちに話しかけることなど決してない人でも、
ついつい周りの人たちに話しかけたい衝動に駆けられます。
そして同じように周囲の人たちもまた不安な気持ちで待っており、
誰かに話しかけたい気分でいっぱいなのです。


このように人と親しくしたい、
人に近づきたいという欲求のことを「親和欲求」といいますが、
私たちは不安や恐怖を感じる状況にあると、この親和欲求をさらに強めるのです。

f:id:t-dicek:20140920092713p:plain 不安や恐怖が人恋しさを募らせる

不安が人と人とを近づけるということは、次のような実験で確かめられています。

お互いに親しくないランダムで選ばれた50人の女子大生に協力をしてもらい以下のような実験がされました。

まず、1人1人個室に呼び出して、電気ショックの実験の被験者になって欲しいと頼みます、
その際、伝える内容は25人づつ次の二つのグループに分けます。
 
 グループA・・・大きな不安を感じるような条件を設定
 グループB・・・あまり不安を感じさせないような条件を設定


グループAには
「かなり強い電気ショックが与えられますが、その苦痛に耐えるように。」と言われます。
さらに、実験者の服装を白衣と聴診器、室内の大げさな電気装置によって、
被験者の不安を煽るように仕向けます。


グループBには、
「電気ショックを与えますが、チクっとくすぐったい程度のものです。」と言われます。
実験者はとても気楽な態度で接し、部屋には電気装置などを置きません。


その次に、両グループの被験者に対して、実験の準備といって、10分程度待ってくださいと伝え、
その際に一人一人が休憩できるスペースと、他の被験者と一緒に待つ雑談室とを用意し、
どちらの部屋で待機したいかを、各被験者に対し尋ねます。


実験はこの時点で終了し、実際に電気ショックは与えません。
「これから電気ショックを受けるという不安」が、
どの程度被験者の親和欲求に影響を与えるのか、というのを確認するのが本実験の目的です。


その結果をみると、
明らかにグループAの不安を煽られた人の方がはるかに高い親和欲求を示しました。

・他の人と一緒にいたいと答えた人の比率
   グループA・・・76%
   グループB・・・33%


簡単なヒアリングの結果ですが、不安や恐怖にさらされると、
親和欲求が高まることが分かりました。




f:id:t-dicek:20140920092713p:plain“怖いとき”に一緒に居たいと思う人

では、なぜ不安なときに親和欲求が高まるのでしょうか。
いくつかの理由が挙げられると思いますが、次の2点が重要と思われます。

第一は、不安な気持ちを打ち明けたり、探り合ったりすることで、
自分がどんな状況におかれているのか、恐れるべきか、安心していいのかを、
はっきりと自覚するため。


第二は、慰め合ったり励まし合ったりすることで、不安が緩和されるため。


ですから、不安や恐怖を感じた時に、一緒にいたいと思う相手は、
自分と同じ不安や恐怖を感じていると思われる人です。
試験当日や病院の待合室などでは、自分も不安だし、
相手も恐らく不安であろうと察しがつくため、「即席の友情」が芽生えやすいのです。


先ほどの実験で、待合室の様子も観察したそうですが、
グループAの人はやはりグループAの人同士で会話をし、
グループBの人は不安もあまりないので、待合室で過ごしていても他の人と話をしない人もいました。

つまり、このような場合、相手が自分と同じ気持ちでいるかどうかが最大の関心ごとですから、
相手の気持ちを探るため、自分の心を開くことが起こりやすいし、
それによって、親密な雰囲気が作られるということなのでしょう。


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