モテずに死ねるかっ!!

-Can you die without attracting her?-

女性はどうして男性の浮気を許さず、自分の浮気願望を否定するのか?

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photo by SpeNoot

f:id:t-dicek:20140920092713p:plain「浮気は男の身勝手」って本当?

先日突然私の友人が、「実は俺、人妻と浮気してしまった」とカミングアウトしてきました。

おいおい、マジか、と驚きました。なんて危ない橋を渡るんだ、おまえは・・・という感想持ちましたが、同僚からそんな話を打ち明けられたとき、貴方はどんな気分になりますか?

表面上、そんなことするなよ!と伝えるかもしれませんが、どこがその友人を羨ましく思ってしまったりしないだろうか?

男性はばら撒く性であるから、本能的により多くの遺伝子を残したいという欲求を持つ。その浮気願望が自分の中にあることを自覚している男性は少なくないのではないでしょうか。

だからこそ、男性は、自分の浮気を容認せざるを得なくなるとともにいえる。「浮気は男の甲斐性」など男性にとって都合のいい言葉が言われるのもそのためでしょう。

だが、女性・彼女の浮気の場合はどうでしょう。

恐らく、「浮気」というワード事態を毛嫌いしているのではないでしょうか。
とかく女性は浮気を非難するものです。自分のパートナーの浮気は当然だが、見ず知らずの他人が犯した浮気だって容赦はしない。

彼女たちの中には、「浮気は男の身勝手だ」という固定観念を持っている人が多い。

しかし、男だけ悪者にするのはちょっとおかしい。

浮気は男だけで成立するものではないし、そこには必ず、浮気される女性と浮気に同意する女性がいて初めて成り立つものである。特に、浮気相手である女性が浮気を受け入れているからこそ、お男性は浮気ができているのです。

なのに、多くの女性はその事実に目を伏せて、見てみないふりをすることもしばしば。女性たちがなぜ、浮気を否定るのか、考えてみます。

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f:id:t-dicek:20140920092713p:plain浮気で得た遺伝子を夫に育てさせるという性戦略

そもそも浮気願望は男だけに沸くものではないはずです。女性にだって浮気願望は少なからずあるはずです。

いや、よりしたたかに浮気を求めているのは、男性よりもむしろ女性なのかもしれない。ひょっとしたら貴方の彼女や妻だって、より優れた遺伝子を受け入れようと、こっそり策略を練っている可能性がある。

どうしてそんなことが言えるのか、その理由は、例えば鳥。
鳥と人間を一緒にするな、という批判・意見を受け入れた上で、読んで欲しい。


著売るには、一夫一婦制をとる種が多い。巣を作り、雛に餌を運び、押すとメスが“つがい”で行動するさまは、人の目には実に仲睦まじく映るものです。そんな様子から生まれた言葉が、「おしどり夫婦」である。

だが、そんな鳥たちでさえ、DNAを調べたところ、浮気の動かぬ証拠が続々と出てきたのだ。メスが巣に旦那のいない隙を見計らい、よりかっこいいオスだったり、歌の上手いオスを選んでは身体を許していることが判明したのである。

これは、より優れたい生殖能力を持つオスから優秀な遺伝子をゲットして、より優れた子供を育てようとするメスの性戦略である。もちろん旦那は浮気の事実を知らない。(旦那も外で浮気をしている可能性も高いけど・・・)

そして、メスは何知らぬ顔で浮気によって得た、より優秀な遺伝子を自分の旦那で育てさせるのである。

そして、人間の場合でも、この行動が当てはまるのではないかという研究がある。
イギリスで行われた性生活の調査で、不倫をしている既婚女性にセックスをした時期を尋ねたところ、自分の月経周期でもっとも排卵に近い時期、すなわち一番妊娠しやすい時期に不倫相手とセックスしていることが多いことが分かったのである。

もちろん排卵前に最も性的欲求が高まるという女性の体の仕組みも加味されていると思うが、それを含めて、結局不倫をしている女性には、日常の生活は自分の男に守ってもらい、不倫相手からより優れた遺伝子を受け取りたいという性戦略が働いているのではないかというわけである。

f:id:t-dicek:20140920092713p:plain女性は安定と刺激を両立させたい。

それにしても、「夫との生活の安定」と「浮気相手の遺伝子」の両方を手に入れたいとは、なかなか虫のいい話である。だが、よくよく考えてみれば、そこまで驚くにはあたらないことなのかもしれない。

女性の中には天秤がある。
それは「安定収入のある夫との平和な暮らし」と「白馬に乗った王子さまとのアバンチュール」という二つの選択肢をさらに載せた天秤である。

そして、その天秤は恐らくどんな女にもある。安定した暮らしは、平和であるが単調で退屈なものである。多くの女性たちは、そんな日常に飽き、ときめきと変化を求めるようになる。「安定」と「刺激」と天秤にかけ、上手く両方を手に入れる方法はないかと考えるようになる。

例えば、一昔に起きた「ベッカム人気」や「ヨン様人気」を思い出せば、その支持層の多くは奥様層である。

彼女たちは、「白馬に乗った騎士」をベッカムヨン様に見立てることで、自分の願望を満たしているのである。つまり、擬似的に浮気をしているもの・・・なのかもしれない。

長年連れ添った旦那のいる妻は、まるで口をそろえたように、「トキメキがほしい」と話す。変化のない日常に飽きて、「トキメク」ためにはどのようにすればいいのかを常に模索している状態である。快感ホルモンのドーパミンが分泌するように刺激対象を望んでいるのです。したがって、彼女たちも立派な「浮気予備軍」である。

ヨン様相手に浮気願望を満足させてくれているうちはまだいい。もし、様々な条件がクリアされた状況下で颯爽と白馬の騎士が現れたのなら、天秤にかけ、「王子様とのアバンチュールを選んでも、自分の身の安定に支障がない」という判断さえ下れば、より優秀な遺伝子を前にして女が二の足を踏む理由はないのかもしれない。


f:id:t-dicek:20140920092713p:plain女性の浮気は打算的な行為である。

しかし、多くの女性たちはそれほど浮気をしない。
なぜなら、「安定」も「刺激」も両方を満たしてくれる王子様など滅多に現れることがないことを女性は知っているからである。

中には、そういう条件をすべて満たす男性もいるかもしれないが、そんな男性とめぐり合える確立など非常に少ない。そんな男性に出会える女性はほんの一握りであって、大多数の女性にはそんな幸運は巡ってくるものではない。

つまり、浮気をしてもできないのが本音、ということもあり得るのです。
そうなれば、女子絵は本意でなくても、「今の夫との安定した暮らし」を続けざるを得ない。より自分の身の安全が保障される生活として、現状維持を続けざるを得ないのである。

そして、そうした自分の境遇を保全するためには、女性は浮気を否定せざる得ないのである。夫の浮気相手は、当然、自分の安定した生活を脅かす存在になる。今の暮らしを維持したい女性としては、絶対に浮気を肯定することはできない。それで自分の身を守る都合上から、浮気を目の敵にするようになるのである。

つまり、多くの女性が浮気を否定するのは、道徳や倫理的な問題ではない。「本当は自分だって浮気したい」→「だけどそれにはリスクが伴う」→「リスクは取れないから、せめてこの生活を手放したくはない」→「だったら、『浮気なんてもってのほか』という態度をとっていなくてはならない。」といった打算的な思惑が働いている可能性がある。

よく昔から「女性の浮気は、男性の浮気に比べて性質が悪い」とか、「女性の浮気は男性が気付けない」などとよく言われている。きっとこうした言葉も、本能に動かされて浮気をしてしまう男性比べ、女性の浮気はよく頭で考えが練られた後で、巧妙に計算された結果の行動を表していたものなのだろう。

とにかく、女心というものは、こうした矛盾を抱えて考えて悩み、いつも揺れ動いているからである。結構奥が深い。

だから、女性の浮気願望はしばしば文学のテーマとして取り上げられている。考えてみれば、世界中の名だたる文豪が、女性の不倫を描いている。スタンダールだって、バルザックだって、トルストイだって、紫式部源氏物語だって同じである。

別に今更、「不倫は文化」なんて言うつもりはないけども、歴史上、不倫や浮気が思慮深く重ねられてきたことも、文学や芸術の隆盛につながるというのは、ある意味正しいことかも知れませんね。