モテずに死ねるかっ!!

-Can you die without attracting her?-

社内恋愛でのちょうどいい距離感を探す

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photo by lism.

f:id:t-dicek:20140920092713p:plain恋愛感情が「距離感」を狂わせてしまう

社内恋愛で、絶対に忘れてはいけないこととは何でしょうか?


それは、会社はあくまでも仕事を行う場であることと認識することです。


今さら何をそんな当たり前のことを・・・と思うかもしれませんが、これは意外と大事なことです。

要するに、貴方と貴方が好意を寄せている相手が「同僚」「先輩・後輩」「上司・部下」という関係だったとしたら、2人の関係は、社内ではそれ以上でもそれ以下でもありません。


ところがここに恋愛感情が生まれると、距離感が狂ってくるのです。

「上司という立場なのに、部下を好きになってしまった」
「女子社員の教育係になってから、彼女のことが気になってしまう」

こんな風に、相手とどう接したらいいのか分からなくなってしまうのです。

恋愛において大切なのは、相手の心にどれだけ入っていけるのか、一方、仕事で大切なのは、相手の心に入り込み過ぎないで、どれだけ理性的。客観的に物事を見られるかだと思うのです。


この矛盾は、そのまま社内恋愛のジレンマになります。

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その意味では、社内恋愛は制約の多い恋愛だと言えるかもしれません。

非社内恋愛なら、みんなの前で「彼女のことが好きだ」と堂々と宣言されても、社内恋愛ではそんなことはタブーです。


非社内恋愛なら、「連絡先、教えて!」とすぐに聞けても、社内恋愛では「どうしてプライベートの連絡先を?」と警戒されてしまいます。

非社内恋愛ならいつでもデートに誘えるのに、社内恋愛では周りの目があるから、気軽に誘えません。

やみくもに行動できないだけに、社内恋愛の距離感を掴むのはとても難しいのです。

f:id:t-dicek:20140920092713p:plain役割から一歩を踏み出さなければ近づけない

社内恋愛は、他の恋愛よりも警戒されず近づくことができます。


好意を持っている部下であっても、上司という立場で話をすることができますし、相手が先輩なら後輩として相談することができます。


距離感は他の恋愛よりも縮まっているので、関係を深めることは簡単でしょうか?


いえ、残念ながら、そうとは限りません。
それはどうしてでしょう?

相手は、貴方のことを上司や同僚、後輩といった「ポジション」でしか見ていないので、一定の距離を保つことはできても、そのままの状態でさらに近づくことは難しいのです。

そう、もっと深い関係になりたいなら、今、貴方がいるポジションから出ていく必要があります。

では、それができるのはどんなときでしょうか?

・2人だけで面倒な案件を担当することになった
・彼女が仕事上のトラブルに巻き込まれた
・打ち上げなど会社主催のイベントで感じを任された

こういう時こそ、2人の距離を縮めるチャンスです。


私が勤めている会社では、年に一度、近場の温泉に一泊する社員旅行がありました参加するのは、一部の部署だけでしたが、それでも100人程度が集まる大きなイベントです。


この旅行では、毎年男女の1名ずつが幹事に指名されることになっていましが、その2人が一緒に買い物に行ったり、催し物の企画を立てたりするうちに距離が近くなり、恋愛に発展した、ということがありました。


ここまで、大きなイベントでなくても、飲み会をきっかけに距離を縮めることもできます。


相手の女性が幹事をしているのであれば、さりげなく手伝うこともできますし、逆に自分が幹事を任された場合は、「女性って、こういうお店どう?」と相談を持ち掛けて巻き込むこともできるでしょう。


ちなみに、こういう場合、彼女の案が採用になったら、
「部長が『今回はいつもと店の雰囲気が違って良かった』って喜んでたよ。ありがとう」
「一緒に考えてくれたおかげで、今回はいつもより盛り上がったよ、助かった!」と言葉を掛けることも忘れないでくださいね。

f:id:t-dicek:20140920092713p:plain付き合っていることがバレる距離感とは?

彼女との距離感を計っていると、気になることが出てきます。
それは社内のライバルの存在。


他の男性社員の動向はどうしても気になります。
「アイツ、馴れ馴れしいけど、漢書のことが好きなのか?」
「あの上司といつも打ち合わせしてるけど、もしかして・・・」

社内恋愛に限らず、誰かを好きになると、彼女の近くにいる同性がみなライバルに見えてしまいますよね。


実際、彼女が他の男性社員と仲良くしているところを見ると、「ひょっとして、彼と・・・」と不安になることもあるかもしれません。



「恋愛フィルター」で見ると、敵ではないかと疑いたくなりますが、実際には、恋愛感情が全くなくても中の良い人たちはいます。


私も女性の上司によく「ワインの美味しいお店があるから行くか?」と誘っていただいたり、先輩に遊びに連れていってもらったりしました。ですが、上司や先輩と怪しい関係だと誰も思っていないと思いますし、噂になったこともありません。(もちろん、私自身も特別な感情を持ってはいませんでした。)


一方、それとは逆に、社内恋愛中のカップルが、ベタベタすることなく、むしろ必要最低のこと以外は喋らないようにしているのに、なぜか付きあっていることがバレてしまうことがあります。

社内で、どんなに仲良くしていてもカップルに見えない関係と、まったく仲よくしていないのにカップルに見えてしまう関係。この違いは一体どこにあるのでしょう?


これがパーソナルスペースです。
他人が入ってくると不快に感じる物理的な空間で、いわば「心理的な縄張り」のこと。

特別親しくしているわけではないのに、「何となく怪しい」2人は、このパーソナルスペースの取り方が違うのです。

とくに女性はこの空間に侵入されることに敏感ですので、客観的に見て2人の距離が近すぎると、付き合っていることを隠すためにいくら無愛想に振る舞ったところで、気付かれてしまいます。



f:id:t-dicek:20140920092713p:plain意識しないといつもの恋人モードに

付きあっている2人は、手(もっと言えば“指”)の距離一つとっても、どうしても近くなってしまうものです。


それに、声のトーンが他の人に対するものと恋人に対するものとで、無意識に変わっていることがあります。


また、ものを受け渡した後や、すれ違い様に解釈をした後などに、相手を意識的に目で追ってしまうこともありませんか?


付きあっている者同士は、直接言葉で愛を伝えなくても、言葉の端に“愛情”を乗せて話すため、気づかないうちにちょっとした「幸福感」がにじみ出てしまうのです。

これでは、バレてしまっても仕方がありません。


プライベートでの距離感が近ければ近いほど、その近さが心地よくなって、どうしても遠い距離に違和感を覚えてしまいます。その結果、職場では不自然ないつもの距離になってしまうのでしょう。

すでに付き合っている2人は、お互いに意識して接近しないよう心がけて下さい。もちろん、意識し過ぎて、ぎこちなくなってしまえば、元も子もないですが。


会社では会社での距離感、2人の時間だけ恋人としての距離感。

すぐには掴めないかもしれませんが、その感覚が何となく分かってきたとき、社内恋愛の楽しみ方が、また一つも増えるのではないでしょうか。