モテずに死ねるかっ!!

-Can you die without attracting her?-

どうして女性はブランドのバッグを欲しがるの?

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photo by ...love Maegan

f:id:t-dicek:20140920092713p:plain女性へのプレゼントは男性に迷惑

いつの時代であっても、女性は洋服やバッグなどの身を飾るものを欲しがります。

特にそれがブランドものとなると、もう何かに取りつかれたように、目の色を変えて飛びつきます。中には、同じような服やバッグを山のように持っているにも関わらず、「今年の新作」「セール」といっては欲しがるような、男性にとってはふとどき者だと思わざるを得ない女性だっています。


女性のこうした物に対する執着心は、男性にとっては迷惑千万でしょう。

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自分のお小遣いで買うのなら女性はプレゼントもらうことで育ついいですが、妻や彼女のしつこいわがままを聞いて、いちいち買われてしまったのでは、たまったものではありません。とたんに財布が干上がってしまいます。


それにしても、女性の服やバッグに対する熱の上げ方といったら男性が空恐ろしくなるほどです。いったい、この迷惑なモチベーションは、女性のどこから湧いてくるのでしょうか。


それを解くカギは、やはり脳内物質のドーパミンにあります。

f:id:t-dicek:20140920092713p:plain女性の快感ホルモンをプレゼントで刺激する

何度も紹介したように、ドーパミンは「快感ホルモン」「期待感ホルモン」などと呼ばれ、人間の欲望や達成感と深いつながりを持つ物質です。ドーパミンはいくつかの神経回路に沿って流れているが、買い物をしたり欲しいものを選んだりするときは、特に脳の「報酬系」と呼ばれる回路のドーパミンが活性化することが分かっています。


「報酬系」とは、手に入れられるかもしれない報酬を予測して快感を感じる回路です。つまり、「あの服を着たら似合うだろうな」とか「このバッグを持ったら人から羨ましがられるだろうな」といった期待感をドーパミンによって高めている回路です。そして、実はこの報酬系回路、男性の脳よりも女性の脳の方が発達していて、欲望をより高めやすくできているのです。


これには先に述べた「前交連」が関係しています。この感情の連絡通路は、「好き・嫌い」「欲しい・欲しくない」などの欲望に関する情報も処理しているが、女性のほうがこの通路が太いためにより多くの情報を流せるようになっています。


欲しいモノに関する情報をよりたくさん流せるわけです。しかも、その前交連付近には報酬系のドーパミンが流れていて、広い通路を流れる情報に期待感や快感などの刺激を上乗せしやすくなっています。それによって、「あれが欲しい、これが欲しい」といった欲求がより増幅するのです。


つまり、女性の脳はもともと「欲」に関する情報をたくさん流せる上に、ドーパミンとのアクセスがいいために、その「欲」を膨らませやすくできているわけです。そして、こうした女性の「欲」の向けられる先が、服やバッグ、装飾品などの「モノ」なのです。これらのモノが欲しいとなると、女性はどんどんその欲求をエスカレートさせてしまいます。

そして、その欲求を膨らむほど、それを手に入れたときのドーパミンの快感も大きくなります。


買い物依存症」にハマるのは決まって女性だが、これもこうした報酬系回路が発達していることと無縁ではありません。買い物をしたときの快感が忘れられず、またあの快感を味わいたいという気持ちからつい高額な買い物をしてしまいます。そして、いつしか買い物をする行為自体が快感になっていってしまうのです。


女性が洋服やバッグをいくも欲しがる理由はもう一つあります。動物行動学では有名な話だが、オンドリは1日に60回も交尾します。しかし、同じメンドリとは1度に5回までが限度です。ところが新しいメンドリが現れると、また交尾ができるのです。


これを“オンドリ効果”と呼ぶそうです。つまり、より多くの相手と交尾して、より多くの遺伝子を残そうとするオスの習性です。


しかし、人間のメスとしてはオスにそうそう相手を替えられて困ります。自分の気に入ったパートナーを独占したい。なぜなら、1回に受精する卵子精子も例外を除き、通常ひとつで、しかも1カ月1回なので、いろいろもらっても困るからです。


そこで相手を自分に惹きつけておく作戦として、洋服を替えたり、バッグを替えたり、はたまた髪型やメイクを替えて別のメスに見せかけているのです。つまり、“目眩まし”です。オスは、別人と認識して何回でも交尾するという訳です。


男性の欲はモノよりも、地位とか名誉、肩書き、そして金であります。それは、そういうものを持っていると女性が寄ってくるからです。つまり、オスのクジャクの羽根と同じです。多くのメスが寄ってくれば、より多くの遺伝子を残すチャンスがあります。


男性は預金通帳の数字を見て目をキラキラさせ、「資産○億円」の評価に酔いしれます。女性は「時価○億円」のダイヤを見て目をキラキラさせ、それを身にまとった自分の姿に酔い痴れます。


脳のA10神経というところから出たドーパミンは前述の前交連を通り、環状の中枢である扁桃体、やる気の脳である側坐核を刺激して、意志・創造の脳である前頭前葉に伝達されます。


結局、人間の行動はこの報酬系ドーパミンに支配されているといっても過言ではありません。

f:id:t-dicek:20140920092713p:plain女性が欲張りな理由

さて、女性が欲張りな理由はお変わり頂けたことと思うが、男性には
まだ納得のいかないであろう大きな不思議が残されています。それは、なぜ女性はああも「ブランド好き」なのかということです。「シャネラー」だろうが「グッチャー」だろうが男性にとってはどうでもいいことでしょう。みんなと同じようなバッグをいくつもそろえて、いったいどこがうれしいというのでしょうか。


これには、次のような理由が考えられます。


先にも触れましたが、共感能力が発達した女性は「他人からの評価」を大変に気にするものです。自分と相手のどっちが優れているかを常に気にし、自分がその集団でどの辺に位置するのかを把握しようとしています。


特に、そのチェックの目は、同じ女性に対して厳しく向けられます。どんなに親しい友人同士であれ、女性は常に周りの女性と自分とを比較して、その優劣に目を配っています。表面的には周りと合わせていても、水面下では「ある女性なら、私の方が勝ってる」「あの女性には少し負けてる」といった意識が働いているものです。


そして、優劣を決める判断において、もっとも価値ある指標になっているが、服やバッグ、装飾品などの身を飾るものなのです。中でも、ブランド物を持つということは、他人から認められるステータスになっているといっていいでしょう。


つまり、女性にとってブランド物の服やバッグは、自分の評価水準を保つための道具です。「このブランド物のバッグを持っているから、私はそれだけ価値のある女性なんだ」ということを、周囲に知らしめたい訳です。


また、女性が周りと同じようなブランドの服やバッグを揃えたがるにも理由があります。


採集狩猟生活時代、男性が狩りに出た後の村を守る女性にとっては、女性同士のコミュニティの結束を固めることが不可欠でした。そのコミュニティでは、女性のファッションは「ヨコ並び」が原則。


なぜなら、一人だけでは目立とうものなら、すぐに「男性の目を引きつけ用としている」ととられ、他の女性たちから仲間はずれにされてしまうからです。仲間はずれにされることは、この時代においては死を意味します。


だから、女性は身を飾ろうとはしつつも、常に他人のファッションに目を配り、周りの仲間とあまりかけ離れないよう、細心の注意を払う必要がありますか。つまり、女性たちがみんな似たようなヘアスタイルをしたり、流行の服に身を包んだり、同じようなブランド物を欲しがったりするのは、「周りとかけ離れてはいけない」という防衛本能が働いています。


でも、みんな「まったく同じ」だったらつまらないし、「少しでも差を付けたい」という女性の「見栄」がおさまりません。だから、女性たちの「差を付けるポイント」は、細部へ細部へと注がれていきます。


例えば、同じように見るバッグでも、この限定生産品は留め金がほかのと違っているとか、同じような化粧品でも、これはブランドの「新作」だとか、みんな同じブレザーを着るから、下に着るTシャツを派手にしようかとか、基本的に周りと同じようなものを持つとしながらも、少しだけでも細部で差をつけてやろうと腐心するのです。


男性からすれば、「なんてバカらしい・・・そんなことで差を付けたって、男性は誰も気が付きやしないのに・・・」と思うことでしょう。しかし、その小さな優越感によって、女性は大きな満足を得ることができます。そして、バカらしい満足のために、男性はしぶしぶ金を払わされるというわけです。


f:id:t-dicek:20140920092713p:plain女性はプレゼントもらうことで育つ

では、こうした女性の際限のない物欲に対して、男性はどう対処すればいいのでしょうか。もちろん、ブランド物のバッグをいくつも買ってやるようなことはしなくてはいいでしょう。だが、やはり女性の「見栄」のために、多少は金を出してやる姿勢が必要でしょう。


そもそも、「モノを買う」「モノをプレゼントしてもらう」といった行為は、脳を大いに活性化するものです。欲しいモノを買うとき、女性の目が普段より輝きを放っているのはドーパミンがその勢いを増している証拠です。



先にも述べたように、こうしたドーパミンの快感刺激は、脳が回路をプラスに成長させる「プラスティシティ(可塑性)」という力を高めてきます。つまり、欲しいモノを手に入れる「喜び」が、脳の前向きに考える力を育ててくれるわけです。


だから、妻や女性との関係を円満にするためにも、こうしたいモノがいつでも当たり前に手に入れるような状況では、ドーパミンはあまり出ないし、脳も活性化しません。なぜなら、ドーパミンいつも出ていると感受性が鈍ってしまうからです。よって、そういつもプレゼントを与えてはいけません。あくまで「たまに」であることが大切です。


良くも悪くも、女性はプレゼントで変わるものです。結婚記念日や誕生日・・・そうしたたまの節目でいいから、兼ねてから妻や彼女が欲しがっているブランド物をプレゼントしてみてはどうでしょう。その喜びは、女性の脳の大きく育てます。そして、それによって貴方の「男性としての評価」もグンと上がるはずです。